『没入感』のあるVR体験とは…?
VRの世界もめっちゃたのしい!九龍です!
前回の記事では超ざっくりとしたoculus quest3のレビュー&使い方を紹介する記事を書いてみました。
VRゴーグルの仕様やスペックの良し悪しはVRゴーグルを使ったことがないと直感的にわかりにくい!
一生懸命スペックを解説しても「結局何に使うの!?」というイメージが無いとピンと来ないので先にざっくりとした解説をさせていただきました!
ざっくりとしたまとめはこんな感じ!。
Meta quest3のいいところまとめ!
- 2064×2208の解像度と最大120FPSで表現される、満足度の高い没入感!
- 『パススルー機能』は現実を認識するのに充分すぎる、未来を感じる性能だよ!
- つよつよCPUのおかげで挙動がサクサク!使っていてストレスを感じないサクサク動作!
- 本体スピーカーの3D空間を表現するオーディオ性能が超すごい!ASMRの視聴も◎
結論としては、
まだ見ぬ快適なVRの未来を夢見れるすごいVR機器かも!
と思うぐらいクォリティの高いVRデバイスに仕上がっている…んじゃないかな!?と思ってます!
2022年にMeta社CEOがFacebookに投稿した、
『自社開発のメタバース内での自撮り』。
わあこんなメタバースで過ごしたいなあ(棒読み)
今回の記事では初代questと比較しながら、
「Meta quest3」がVRデバイスとして優秀なところ、まだ物足りないところが分かる解説をじっくりしていきます!
外箱や外観をチェックしていこー!
外箱はパステルカラーがかわいいおしゃれでシンプルな梱包だよ!
く~ろんポイント
今回もほぼ20cm定規として、
わんだらーば~ちゃるな~す 名取さな 1/7スケールフィギュア(全高: 215mm)に登場してもらいます。カワイイネ
本体は最近の精密機器にありがちなおしゃれでスマートな外箱に梱包されて届きます。
外箱の時点でさなちゃんぐらいの身長なので、コンパクトな本体が想像できますね~!
取り出して並べてみるとこんなかんじ!
わお、相当小さいです。
ほとんどメガネ、というにはまだ遠いですが、重心が前に行き過ぎない設計になっています。
やたらデカくて取り回しの悪いイメージのあるVRゴーグルのイメージを覆す、シンプルでスマートな形状ですね!
初代questも並べて見てみましょう。
うーんこう見るとデカすぎます!こんなの頭に付けたらどう考えても重いです。
デザインにも余裕がなく、研究室にある試作品のようなずっしりとしたデザインになっていますね。
く~ろんポイント
本体がすっきりと軽くスタイリッシュなデザインに大幅にアップグレード!
本体が軽く薄くなったことで、VR体験が大幅に向上しています。
頭に装着するために使うストラップもほどよい装着感に調整しやすくなりました!
コントローラーも比較してみるよ👀
続けてコントローラーも比較していきましょう!
左の黒い円形のリングが付いたコントローラーが初代questのものです。
ボタンの配置を見ていくと、
- アナログスティックの隣に二つのボタン、
- 親指側に一つ
- 人差し指の位置に一つ
と、計4つのボタンという基本設計は変わっていないですが、
トラッキングセンサーが入っていた円形のリング取り払われ、すっきりとしたデザインになっています!
VR空間をコントローラーで操作する上で超重要な操作した感覚を繊細な振動などのフィードバックを的確に伝えてくれるコントローラーになっています。
ボタンの操作感も良好で、トラッキング精度も非常に高いコントローラーなのですが、コントローラー無しでもインタフェースを操作できるDirect touch技術が搭載されているのがニクいところです。
direct touchってなに?
自分の手をコントローラーとして扱うことができるすごい技術です!
VR空間に浮かべたインタフェースをコントローラーを使うことなく操作することが出来ちゃいます。
コントローラーを手放すとシームレスにdirect touch操作に移行してくれます。かしこい~!
続けて側面もチェックしていきましょう!
横幅はほとんどiPhoneぐらいのサイズにまとまっており、quest3の薄い設計が改めて見て取れますね!
側面のバンドの始点あたりにUSBtypeCの接続ポートがあります。
世の中の電子機器がtypeCで統一されつつあるのは本当にありがたいですね~。
専用の充電ケーブルがないと充電できないなんてことがあればそれだけで買う気が失せます。
その下にある丸いボタンが電源ボタンになります。
初代questは右側に電源ボタンがあったので未だに慣れないですが、特に不便な要素ではないですね。
そのうちに慣れそうです。
これからのVR機器に絶対にあってほしいニュースタンダード、『フルカラーパススルー』は最強!
そもそもパススルーってなあに?
『パススルー』っていうのはVR機器を装着しながら現実を確認することができる機能だね!
ヘッドセットの外側に取り付けられたカメラを使用して、周囲の現実世界の映像をリアルタイムでヘッドセット内のスクリーンに表示してくれる機能だよ!
VRヘッドセットをつけたままでも、現実世界の物を拾ったりできちゃうってコト?
スマホの画面確認したりもできる??
そう、そこがいまのmeta quest3の課題だね!!
現実世界のタスクをこなすには少し解像度が足りなくてぼやけちゃうんだ。
スマホの画面を見て慣れた作業をするぐらいなら問題ないんだけど、スマホの文字を読むのは少し厳しいね。
でもスマホの文字読むのが厳しいぐらいなのはすごくない!?
なんでもできちゃうじゃん!
なんでもは言い過ぎかもだけど、MR(ミックスリアリティ技術)と合わさっていろいろなコンテンツが今後生まれていく可能性を秘めたすごい機能なのは間違いないね!!
現実世界に超高画質なコンテンツを表示する機能はまるで夢のよう!魅力的なコンテンツがこれからどんどん出てくるのかも。
魅力的なコンテンツがなくとも、フルカラーパススルー機能はとても便利な機能です。
meta quest3発売直後twitterをにぎわせた、仮想空間にyoutubeの視聴画面浮かべて家事をするなどVR機器を日常使いするイメージも現実的なものになりつつあります。
フルカラーのパススルー機能は今後のVR機器には絶対に搭載されるぐらい重要な機能だとおもいます。
ちょっと現実世界を確認するためにVRゴーグルを上にずらすのは、
VR機器を使っていて一番ストレスを感じる最悪な体験の一つ、です。
MRコンテンツはまだまだ不足していますが、フルカラーパススルー機能はmeta quest3の持つ魅力的なストロングポイントとして間違いないです!
どこかでバズるかもしれないぐらい高品質なオーディオ体験がスゴイ&まとめ。
VR機器にさりげなく重要なオーディオ性能。
あまり評されていない印象がありますがmeta quest3の音の臨場感はASMR視聴用アイテムとして人気になってもおかしくないかも!?と思うくらい高品質です!
VRとASMR、どう考えてもめちゃくちゃ相性の良い組み合わせなので、そういった文脈でVR機器が一気に普及する可能性も十分に考えらえるかもしれません。
「かも」ばっかじゃん!
仕方ないじゃん;;
VR向けのコンテンツは初代questが発売されてから五年が経った当時とほぼ変わらないぐらい、コンテンツもクリエイターも少ないから……。
スマホの普及を彩った「パズドラ」や「モンスト」のような代表的なコンテンツがいつ流行るのかは、いまだに未知数なところばかり。
とても品質の良いVRヘッドセットなのは間違いないんだけど、
クリエイターにとっても消費者にとっても「未来過ぎるアイテム」なんだよね~。
何に使うかも分からんものに7万5千円はたかいねんボケィ
な、なんで関西弁……?!
まあ実際そうだね…。
VR機器の特性上、「良いVRゴーグル」が訴求するのは「VR機器を使ったことのある人」。
13万円のiphone15と比べるとギリ安く見えないこともないけど、使い方や楽しみ方がイメージしづらい分、普及はまだまだ先になってしまうのかも。
APPLEのアイテム達と比べると安く見えないこともない………気がします。
これだけの予算があればひとまずVRで遊べるようになったのは技術の進歩を感じます!
「快適なVRライフ」っていうまだ見ぬ価値観を実現するために必要な、
- 2K(2064×2208)の綺麗な解像度と最大120FPSのグラフィック性能
- 装着感を調整しやすくなったストラップ
- 没入感を演出する3D音響のオーディオシステム
- サクサクと動作するつよつよCPU(SnapdragonXR2Gen2)
- フルカラーパススルー機能と現実に溶け込むようなMR機能
っていうような機能やスペックを兼ね備えてはいるんだけど、
価格の高さ(7万5千円)とコンテンツの少なさはどうしてもネックになってしまうね。
Metaが普及をがんばりたい気持ちはいろんなところで伝わってくる
メタのVR端末分解、原価率は6割 普及優先で利幅薄く (日本経済新聞)
実際に使ってみて
「よくこんなあんまり売れなそうなものをちゃんと作るなあ」
と思うぐらいよくできてはいます。
VR/MR向けのコンテンツを作る人達が増えて、良質なコンテンツがヒットする日はそう遠くないのかも……!?
今回は謎だらけの気になるアイテム、meta quest3を初代questと比べながら解説してみました!
やっぱり「SAO」がリリースされるまでVRは流行らないのかな・・・?
いったいどんなアプリでVRが流行るのか、今からたのしみですね~!
最後までお読みいただきありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう~!