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【初心者は来るな?!】人生初の夏コミックマーケットに行ってきたよ~!

この時期になると地上波のニュースやTwitterを賑やかせる、コミックマーケットということば。

Twitterの画像サムネイルだけでもクスっと笑えてしまうようなコスプレだとか。

集まった人の熱気がビックサイトに上空に雲を形成したりだとか。

そういう風物詩的なことはTwitterを長年やっている内に知ってはいたけれど、実際にコミックマーケットに行ってみようと思ったことはこれまで一度もありませんでした。

なぜなら!

“ゲームが好きな人間“でしかなく、好きなアニメはなに?という質問にすら答えに窮してしまうぼくにとって、コミックマーケットはある意味で聖域的な場所。

好きなアニメのひとつも答えられないぼくが立ち入るには、わざわざ炎天下の地獄熱中症耐久試験と言われるような、夏コミに参加して数十万の群衆の中で戦利品を求めて進む戦士にはとてもなれそうになかったのです。

そんなぼくがひょんなことから始めたゲームが、透き通るような世界観で送る美少女×銃×学園、そして青春___ことブルーアーカイブ。

魅力と個性にあふれたキャラクターデザインの"生徒"さんたち、

ゲーム楽曲という枠に収まらないほど聞きごたえのある楽曲たち、

初心者から上級者までたのしめる奥深いゲームデザイン、

"現代(イマ)"読むから刺さるストーリーと透き通るような世界観を伝える美麗なイラスト。

学園都市で”先生"となったプレイヤーのアシスタントを務めるAI、アロナ。たどたどしい合成音声で喋る。かわいい!


twitter上のすべての"萌え"の震源地のようなゲームに出会い、ハマれたのも、実に四年ぶりの通常開催となったコミックマーケットがちょうど開催されるのも何かの縁。

熱中症対策を万全にいざ人生初のコミックマーケットへ!!

夏コミが””地獄””なのはいつ?

twitterでもコミケ開催前日から「夏コミは戦場だ、初心者は来るな」などの言論が見られるほど、対策もせずに来るには危険な場所です。

コミックマーケットが開催されるのは国際展示場駅から徒歩で数分の東京ビッグサイトなことは有名ですが、もちろん13万人が自由に入出場できるわけではありません。

コミックマーケットの開場は10:30。

会場に一刻も早く入場したい人は始発電車に乗り込み、入場待機列の前列に向かうために走ります。

いわゆる”始発ダッシュ”

地獄なのはここからです。

開場までの時間を過ごす場所はこの海沿いの駐車場。

駐車場を埋め尽くす人、人、人!
空を覆う雨雲のおかげでお日様は完全に隠れていました。

太陽光を遮るものは一切ないこのアスファルトの上でコミックマーケット開場の時を待ち続けるその時間こそが夏コミが地獄と言われる由縁なのです!

ぼくが会場に到着して、駐車場の待機列に並び始めたのが10:30でした。
人が多すぎてケータイの電波がつながらず、ただの電子メモ帳と化したiPhoneにひたすら当時の記録をして過ごしました。




事前に用意していたユニクロのエアリズムが快適だったこと、たまに小雨を降らす空を覆い直射日光を遮る雨雲、海から吹く風のおかげで列が移動しはじめた11:40まで、計1時間10分を割と快適に過ごすことができました。

空を覆う雨雲のおかげで、直射日光ギラギラの地獄にならなかったのは本当に運が良かったです!
雨が降るわけでもなく、たまに気温を下げてくれるみたいに小雨がパラパラ降るのもありがたかった…!


夏コミ待機列で欲しかったアイテム、良かったアイテムってなに?

熱中症対策のアイテムをいろいろ用意したけれど、人が密集する環境だからミスト系のアイテムは使いづらかったです。
使うなら出発前に衣類に吹きかけて冷感が持続するタイプがよかったかも……。




一方でメンソール系の身体拭きは最強でした!
汗でべとべとの気持ちわるさを文字通り払拭して涼しくリフレッシュできました。

コミケ経験者の妹に「折りたたみのイス」があると便利だよ~って直前に言われたのですが、これは本当にその通りでしたね。
アスファルトの地面にずっと座り続けるのはしんどかったです;

コミックマーケット準備会さんのツイートによると、当日体調を崩した方は

  • 参加歴の浅い10~20代
  • 帽子を被っていない
  • 熱を吸収しやすい黒い服


という方が多かったとか。
熱中症対策の鉄板ではありますが、しっかり帽子を被る、黒い服は避ける、水分・塩分補給はだいじですね。

コミックマーケット準備会の方が体調が悪くなった方を搬送することはできません。
参加するときは体調管理を万全にしたいですね!

「みなさんが倒れていいのは自宅のベッドの上だけです」!

12:10ついに自由な表現がひしめく夢のお祭り会場へ!!反省点が多すぎた………!

すごく楽しかったのですが、初参加なだけあって本当に反省点の多いコミックマーケットでした。
こんな風になるな!コミケ初参加しくじり先生!ということで、次回に活かしたい反省点をどんどん書いていこうと思います。

  • もっていく現金・小銭の用意が少なすぎた!!


今回ぼくが巡ったのは一般の方が頒布する同人誌が””島””と呼ばれるテーブルが整然と立ち並ぶ、東エリアでした。

無数のサークルさんが様々なジャンルの本を頒布しています。

電子版のコミックマーケットカタログでどんなサークルがどんな本をどこで売っているのか調べてはいたのですが、一度見かけて気になっていた絵師さんの本に出合ったりしているうちにあっという間にお金が無くなってしまいました。

コミックマーケットで頒布される同人誌は基本的に500円の値段設定となっています。
サークルさんに迷惑をかけず素早く頒布してもらうためにも予算以上のお金と大量の100円玉、500円玉を用意しておくのがいいですね。

ぼくは小銭の用意も前日に思い出して自販機で崩したものしか用意できませんでした。
「これください!」と言いながら50円玉が飛び出した時にはサークルさんに大変驚せてしまいました。はずかしい!

  • 人気のサークルさんの本のところに優先して向かうべきだった


これだけは!!ぜったいに!!なにがあっても!!!!ほしい!!!

……というとある人気サークルさんの本は買えたのですが、初めての会場の雰囲気に圧倒されているうちに欲しかった人気サークルさんの本が完売してしまいました。ふたつも!

人気サークルさんの本は12:00前には売り切れてしまうので優先して向かうべきでした、ほんとうに反省です・・・。

電子書籍と通販で後から読むことはできるけど、現地でgetしたかったです;;

  1. お買い物リストはしっかり作っていくべきだった


ここまでくると『逆にお前は何を準備してたんだ!?』感が出てきてしまいますね、いやほんとうにそうなんです!!!

熱中症対策にばかり気を取られていて肝心の準備が欠けていました。

本を買うのもコミックマーケットの一大イベントですが、企業さんの展示だったり、コスプレエリアを見て回る時間を作るためにも、欲しい本とコミックマーケットのサークルの場所を意味する「東a1」などをまとめたお買い物メモはぜったいに必須でしたね…!

これだけ準備がガバガバでもめちゃくちゃたのしかったです!!!

コミックマーケットは思い思いの表現が溢れる"表現の祭典"だった!

準備が不足しすぎてぼくのコミックマーケットは東棟を四時間ぐるぐる回り続けるだけというありえない結果におわるのですが、それでもすごく刺激的で楽しい体験でした。

日本全国、そして海外から炎天下の東京ビッグサイトの駐車場を埋め尽くす大勢の人々が黙して待っていたのは、夏の夜空を彩る数万発の花火のようなアイコニックで分かりやすいものでは決してありませんでした。

何かに制限されるわけでもなく、自分が魅力的だと感じるものを全身全霊で一冊の本という形で表現して手に取ってもらう、その純粋な文化の力が、人々を日本最大規模の展示場へと惹きつけているのです。

好きじゃないとぜったいに思い思いの表現が98,840平方メートルにも及ぶ展示スペースを埋め尽くす様は本当に圧巻でした。
一般参加者の人にも、コスプレっていう形で好きなキャラクターを全力で表現できるのがコミックマーケットならではの魅力です!

アーニャ&ヨルさんだったり、千束&たきなだったり、ペア系のコスプレが二人連れで歩いてるのがすごくかわいかった!
ナヒーダちゃんも心なしか人気で、ナヒーダちゃんのあとにナヒーダちゃんを見かけたりしました。

歩いてるとかわいい原神キャラの子とすれ違うの、めちゃくちゃたのしかったです。
バニー服着こなすスタイル良すぎレイヤーさん

現地でサークル巡りをしてたまたま出会えためちゃくちゃ素敵な本をゲットできたのもすごく嬉しかった~!
新刊落としちゃったサークルさんのラフ本みたいな、現地じゃないと出会えないレアなものを手に取れたのもいい思い出になりました。

………目当てにしてた本がほんとうによすぎだったのでこのサイトがr18だったら感想を長々とかいていたところなのですが、ざんねんですね………

もし好きなコンテンツに出会えたのなら一度は訪れたいコミックマーケット、すごくたのしい場所でした。
次回はもっとしっかり準備をして!!冬コミも参加してみたいですね~!

最後までお読みいただきありがとうございました><!

おまけ

コミケに適した服装を調べるために検索していたら某知恵袋にめちゃくちゃ面白い質問があったのでおまけとして掲載しちゃいます

コミケにオシャレな人はいますか

コミケでオシャレな人は浮きますか?

私自身美容系は大好きなので、普段はバリバリにメイクやオシャレを楽しんでいます。
「その場にあった服装」が大切だと思っているので、コミケではヒール、超ミニスカート等はもちろん履きませんし、暗黙のルールも含め下調べもきっちりしていくつもりですが...。

ヲタク=ダサいというイメージの強い中、「まさにイマドキ冬服コーデ」などして行ったら、サークル参加の皆さんに引かれちゃいますかね...。なに茶化しにきてるんだって...。ヲタクが来るところだぞって...。(私はヲタク歴7年です)

今読んでもめちゃくちゃ面白いですwww

会場でこの質問のことばかり思い出していました。
ぼくなりに答えると、人が多すぎて女装しててもギリ目立たないぐらいなので、ファッションは自由に楽しむのがよさそうです。
さっきすれ違った伊落マリーちゃん、よく考えると男性だったなみたいなことも実際にありました。

コミケの表現の自由さ、さいこう~~~!!

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